アレルギーとは何か
アトピー性皮膚炎はアレルギーです。
アレルギーとはいったいどのようなものでしょうか。
私たちの体には、外から異物が入ってくると、それが何なのかを識別し、異物を排除しようとする機構が備わっていて、「免疫機構」と呼ばれていて、DNAに組み込まれた「先天性免疫システム」の一部です。
例えば、ウイルスや病原菌などが浸入してくると、体はウィルスを異物であると判断し排除しようとします。
異物は「抗原」または「アレルゲン」と呼ばれ、体はこの抗原を認識し対抗するために「抗体」を作り出します。
抗体は細胞が産生する蛋白質で、二度目に侵入してきた抗原物質をブロックするはたらきがあります。
抗体は10〜14日でできると言われいます。
ハシカは一度かかってしまうと二度と発病しませんが、これは最初にハシカにかかった時に抗体が作られ、再びハシカウイルスが浸入しようとしても、抗体がハシカウイルスをブロックして、発病しないようにしているからです。
このような、抗原に対する抗体の反応を「抗原抗体反応」といいます。
この原理を応用したのが、予防接種であり、からだに有益な抗原抗体反応を「免疫」といいます。
抗原抗体反応が効きすぎる事をと「アレルギー」または「過敏症」と呼んでいます。
つまり、アレルギー反応は免疫の働きすぎなのです。
アレルギー体質の人は、抗原の侵入に対して、免疫機構が異常に反応してしまうのです。
これがアレルギー反応であり、アトピー性皮膚炎・喘息・アレルギー性鼻炎などの症状を引き起こすのです。
人間の細胞が作り出す抗体は、IgG、IgM、IgA、IgE、IgDの5種類あります。
この5種類の抗体の中のIgEという抗体がアレルギーを引き起こす元凶といわれています。
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