筋子からプラセンタ
筋子の膜からプラセンタが作られる!?
豚のプラセンタ(胎盤)エキスを原料に利用した化粧品を販売している北日本化学は、イスラム圏などで宗教上の理由から豚由来のプラセンタ製品が販売できないことから、代替原料として筋子膜に着目したとのこと。
筋子とはサケやマスの卵巣を塩蔵加工したものです。
筋子には、DHA(ドコサへキサエン酸)とEPA(エイコサぺンタエン酸)が多く含まれており、特にこれらの脂肪酸は動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞 ・糖尿病など生活習慣病(成人病)、痴呆の予防効果があると言われています。
筋子やイクラを赤く染めている色素のアスタサンチンは現在、がん の抑制効果があるとも言われていて、さらに強力な抗酸化作用があるビタミンE、造血作用があり骨や歯の発育に欠かせない鉄分、ビタミンB1・B2・B12などのビタミン・ミネラル類も多く含まれており、それぞれ数値レベルが高い、大変栄養豊富な食品です。
一方で筋子は高コレステロール、高プリン体(痛風の原因物質)、高ナト リウム(塩蔵品の場合)なので、食べ過ぎには要注意です。
イクラ加工場で産業廃棄物として処理されている年間約二百トンのサケの筋子の膜(卵巣外皮)から、ペプチド(アミノ酸結合体)を抽出してプラセンタの代替品を生産するとのこと。
ペプチドは肌の張りを保ったり、肝臓の機能を保護するなどの効果があるとされ、全国の健康食品メーカーなどに販売される予定です。
冷凍された筋子の膜は洗浄後、酵素で分解、溶けたペプチドを濃縮して乾燥冷凍し、パウダー状のプラセンタ代替製品になります。
当面は健康食品の原料として販売とれます。
魚特有のにおいや色を取り除き、クリームなど化粧品の原料としても利用できるように技術開発を急ぐとのことで、筋子プラセンタとして販売されるかもしれませんね。
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